頚のう胞について
頚のう胞の原因や症状、治療についてわかりやすくまとめています。
原因
のう胞(嚢胞)とは袋状の病的な構造物で、中に液体(嚢汁)が充満しています。側頚のう胞や正中頚のう胞など、生まれつき存在する病的な袋に、嚢汁が貯まって発症することが多いです。
頚のう胞の症状
比較的軟らかいできものが頚部にできますが、炎症を伴うと硬く赤く腫れ、痛みを伴います。
頚のう胞の治療
嚢胞が大きかったり、痛みを繰り返すときは、手術による摘出が必要です。薬剤注入によって固めてしまう治療もあります。
気を付けること
特に予防法はありません。首の腫れが続く場合や、痛みを伴う場合は、耳鼻科を受診してください。