慢性副鼻腔炎について
慢性副鼻腔炎の原因や症状、治療についてわかりやすくまとめています。
原因
アレルギー性鼻炎が長年続いたり、虫歯や、カビのばい菌が、鼻とつながっている空洞である副鼻腔に入ることで起こります。
慢性副鼻腔炎の症状
主な症状は、汚い鼻水と痰、鼻づまり、嗅覚障害などです。急性副鼻腔炎と違い、頬の痛みや頭痛を伴うことは少ないです。
慢性副鼻腔炎の治療
数か月にわたり、長期間投薬治療やネブライザー治療を受けることが必要です。抗炎症剤、抗アレルギー剤・弱い抗生剤などを長期間内服します。
それでも治らない時は、上顎洞穿刺洗浄処置や、総合病院での手術が必要となることがあります。
気を付けること
汚い鼻が続く場合は、この病気の可能性がありますので、耳鼻科を受診してください。
長期間にわたる治療で根気がいりますが、途中でやめると元に戻ってしまいますので、忘れずに薬を飲み、通院してください。