起立性低血圧について
起立性低血圧の原因や症状、治療についてわかりやすくまとめています。
原因
立ち上がった時に、血圧が急激に下がると、脳に送られる血液量が減少して、めまいが起こります。
体を自動調節する自律神経の乱れなどが関係している場合があります。薬の副作用で起こることもあります。
起立性低血圧の症状
いわゆる立ちくらみ様のめまいです。立ち上がった瞬間、もしくは立ちっぱなしの時に、クラッとしたり、気が遠くなったりします。意識を失うこともあります。
起立性低血圧の治療
血圧を上げる薬や自律神経を改善させる薬の内服のほか、規則正しい生活や十分な睡眠などの生活改善が有効です。
薬の副作用が原因の場合は、原因となっている薬の中止や変更を考えます。
気を付けること

体調不良や寝不足は自律神経を乱しますので、規則正しい生活や十分な睡眠が重要です。水分を多めにとったり、塩分を十分にとることも予防となりますが、心臓が悪い人などはこの方法は危険です。
起立性低血圧が起きやすい人は、立ち上がるとき、気を付けてゆっくり立ち上がるようにして下さい。