慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎

慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の原因や症状、治療についてわかりやすくまとめています。

原因

急性中耳炎を繰り返したり、不完全な治療によって慢性化してしまったものです。真珠腫性中耳炎は慢性中耳炎の一種で、鼓膜などの表皮が中耳に入り込んで、骨を溶かしながら進行する怖い中耳炎です。

慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の症状

きこえにくさが続き、汚い耳だれが出ることもあります。

真珠腫性中耳炎は、骨の破壊が進むと、めまい・顔面神経麻痺・脳膿瘍などを引き起こすことがあり注意が必要です。

慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎の治療

耳だれが出ている場合は、抗生剤などの飲み薬や点耳薬を使用します。こまめに通っていただき耳の処置をすることも有効です。

薬で治らない時は、総合病院に入院して、手術が必要となる場合があります。真珠腫性中耳炎の場合は、CTなどの精密検査や手術の目的に、総合病院の耳鼻科を紹介することがあります。